江村です。粗茶が入りました。


by natsuki_emura
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夜食に豚の丸焼きを。

「目には目を、歯には歯を」という言葉があるが、全然関係がない。

いま夜11時半ぐらいなんですが、冷蔵庫にチャーシューがあるからちょっとつまもうかと思ったら、タイトルがひらめいた。
ノリがいい題なので、逃さずブログに書き付けたはいいけど、本文はない、というのが実情です。

夜食に豚の丸焼きなんか食わないよ(笑)
さて、チャーシュー1枚、食べようかな。
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by natsuki_emura | 2009-08-31 23:54
ラジオを聴いていると、ときどき「フード・サディズム」という言葉が聞こえてくる。
この食品は体にいいってテレビで言ってたから食べる、というような栄養食品志向のことらしい。

毎日、果物ばかりの食生活で、数ヶ月のダイエットを試みて病院に運ばれたアメリカの婦人がいた。そんな食事療法、もう二度としません、と語っていたが、これなんかねえ、ある種のフード・サディズムです。

ぼくの食生活にこの種の傾向があるかどうか、点検してみましたよ。
毎日食べる食品といえば、朝食のナチュラルヨーグルトだけだ。食い物でこだわってることといえば、濃い味付けの料理は好まないとか、生野菜やゆでた野菜に、塩も振らないでそのまま食べるとか、まあそのくらい。

ラーメンは毎日食べないし、塩分のことを気にした時代もあったけれど、精肉をやっている義理の叔父が、浅漬けというのは栄養が馬鹿にならないといって、喜んで食べているのを目撃して以来、そうかな、そうなんだなと、気持がなびいて、浅漬けを見ると、喜んで食べている。

胡瓜の浅漬けはうまい。
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by natsuki_emura | 2009-08-26 19:24

今年の夏休み。

半ばまでばててて、復帰したのは下旬になってからだった。というわけで、文字通りお休みになってしまいました。

しょーがないから寝転がりながら読書をして過ごした。マリオ・バルガス=リョサの『誰がパロミノ・モレーロを殺したか』。中篇の推理小説ですね。味わい深い作品でした。

旅行もしたいし、遊びにも行きたい、あれもしたいこれもしたいと企画ばかりが頭に浮かびましたが、ばててるんじゃあ、仕方がない。
ゆっくりしてたら、体が動き出した。

そういうわけで、サイトもブログも、営業再開です。
まだまだ暑いので、みなさんお体大切にお過ごしください。

サイト『太鼓堂』を更新しました。お立ち寄りください。
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by natsuki_emura | 2009-08-25 16:49

読書の備忘録(2)。

黒井千次の『横断歩道』という小説は、スイミングクラブのある街が舞台になっている。スイミングクラブに入会すれば、きっと美女が泳いでいると思わせるような筋立てになっているので、ぼくも自分の街のスポーツクラブに入って泳ぐことにした。しかし、そこにいたのはメタボのおじさん、おばさんばかりで、泳ぐのが目的といっても、眺めが悪く、どうもやる気が出ない。義理で泳いでいるようなことになってしまった。去年の夏の話です。

吉本隆明が『ひきこもれ』という本を書いて出しているから、あまり社交が上手ではないぼくは、味方ができたような気になり、ひきこもることにした。
森毅が『元気がなくてもええやんか』という本を出しているから、そのまま受け取って、元気がなくてもいいことにした。

宇野千代が『行動することが生きることである』という本を書いているし、笠智衆は晩年(88歳)の写真集『おじいさん』のなかで、「人間なんて、やれるだけのことはしとくもんだ」と語っているから、自分ができるだけの行動はしておくことにした。

リディア・ディヴィスというアメリカの女流作家が書いた『ほとんど記憶のない女』という短編集の中で、いちばん短い作品はわずか2行しかない。長けりゃいいもんじゃないという見本になる。

というように、なんて主体性のない生活なんでしょう。
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by natsuki_emura | 2009-08-11 19:38

読書の備忘録。

読書量はそんなに多くはなく、1年に20冊以内ですが、よほど感動したもの以外は忘れてしまう。

パウロ・コエーリョの『11分間』の読後感は強烈で、去年読んだ長編小説のなかで印象がぬきんでている。その代わり、相対的にとでも言えばいいのか、ほかにも読んだ本はあるが、著者も題名も記憶がおぼろげだ。

一時期、女流作家に凝った。川上弘美『神様』、小川洋子『シュガータイム』、俵万智『トリアングル』。どれもおもしろかった。あらすじがさっぱり思い出せないが、これはドナルド・キーンも言っているように、いちど読んだ小説の筋は忘れてしまうものらしい。内容が豪華でないせいで、かえって印象が際立って記憶に鮮明なのは、山崎ナオコーラという作家です。『人のセックスを笑うな』も『浮世でランチ』も読んだ。

薦められて、クッツェーという南アフリカの作家の長編を2作読んだ。おととしだったかな。

今年は、いままで敬遠していた夏目漱石の、ただし『門』という、わりあい地味な肌合いの小説を手にとって、おもしろく読んだ。しばらく漱石を追いかけるつもりだったが、この作家は頭がよすぎるのか、文体がはっきりしすぎていて、よく読めるために説明的に思えてしまい、イメージを楽しむ邪魔になるという、珍しい経験をした。

安部公房の『密会』。読むのは2度目で、よほど好きでないと2度も読みませんが、やはり、この小説の舞台である大病院の設計をあたまの中で再構築するのは、かなり想像力がないとわけがわからない。だからおもしろいという、不思議な作品ですね。
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by natsuki_emura | 2009-08-06 19:47